• blog
  • facebook
  • insta
  • line
  • youtube
株式会社シーズン
  • お問い合せ
  • menu

» BLOG

2017年10月20日

暖かく過ごすためのパネルヒータの使い方

冬が近づいてきましたね。

10月に入って、暖房のスイッチを入れた方も多いと思います。

さて、新築されて初めてパネルヒータのセントラル暖房を使うことになった時、

「温度設定ってどうするの?」と、疑問に思いますよね。

私どもも、お引渡の時質問されることが多いです。

ファンヒータやエアコンのように、

20℃とか25℃とかの、表示はありませんから。

各部屋のパネルヒータにサーモバルブというダイアルの付いたものがあります。

サーモバルブとは、温度センサーの付いた蛇口のようなものです。

一応設定は、下の図のようになっていますが、だいたいな感じです。

kato2017102001.jpg

(森永さんのHPよりお借りしました。)

初めは、ダイヤル5か6くらいで使ってみましょう。

もう一つ、熱源側(エコジョーズやエコフィール、エコキュートなど)の暖房温水温度も変えることができるようになっています。

こちらは、使い始めは一番低い温度から始めましょう。

まだ、本格的な寒さが来ていない今頃は、熱源側は最低温度にして、ちょうどいい室温になるように、サーモバルブのメモリを調整してみてください。

この時の調整のコツは、大きく動かさないこと。半メモリか3分の1メモリくらいを動かして、半日くらい使って様子を見るのがいいです。

kato2017102002.jpg

さて、ちょうどよいダイアルの位置が見つかったとしても、

だんだん、寒さが厳しくなってくると、実はサーモバルブが温度が下がったと感じて、蛇口を開いたとしても、温水の温度が低いので、部屋が温まるのに時間がかかるようになってきます。

ちょっと寒いな~、と感じるようになってきたら、熱源側(エコジョーズなど)の温水温度を一段階上げてみてください。

温まる時間が早くなるのと、窓ガラスの冷たさを強く打ち消してくれるようになるので、前より暖かく感じるようになりますよ。

寒さが厳しくなってきたら、だんだん温水温度を上げ、寒さが緩んできたら下げていきます。

こんな感じで、ひとシーズンかふたシーズン使っていただけると、

我が家のベスト設定が見つかるはず!

以上、元パネルヒータメーカ勤務の加藤から、アドバイスでした。